中古車査定における個人情報

自動車automobileは人、もしくは物資を輸送するために欠かせない陸上を走行する乗り物である。
工場で製造され市場に流通した履歴のある自動車を中古車と言う。
この定義は車が作られた目的や、素材価値、もとの所有者の身分、流通量及び商標の如何に左右されない。
1000万円の高級車も、100万円の軽自動車も1度誰かが持ち主になるとすべて中古車になるのだと言える。

ユーザーが必要としなくなった車を引き取ってくれる業者は中古車買い取り業者、中古車下取り業者などがある。
中古車の状態を調べてその価値を決めることを査定と言い、査定は客観的な基準のもと専門の担当者によって行われる。
買い取りは次のユーザーに売却することを目的に中古車買い取り業者が行うもの、下取りは、その車を販売した新車ディーラーが顧客サービスの一環として車を引き取るものであり、全く同じ車を査定に出した場合両者の査定額はわずかに異なる。

査定の際には、ユーザーの住所氏名その他さまざまな個人情報を開示することが必要になる。
個人情報とは、それを単体、もしくはいくつか集めて判断するとある特定の人物につながる情報のことである。
個人情報が漏れるとその人の生命、身体、財産の安全、及び社会生活をおくる市民としての権利が情報を握った他者によって脅かされる可能性がある。
電話番号が漏れたことでしつこくかかってくる勧誘の電話やなりすまし、名誉棄損などがその代表例であろう。
そのため、個人情報は『個人情報の取り扱いに関する法律』などによってそれを集めた側が手厚く保護秘匿する義務を負うことになっている。
企業がどのように個人情報を扱うかは「個人情報保護の指針(プライバシーポリシー)」等の形で明文化され、利用者に公開されている。

中古車業界では査定を受ける人が安心して自分の愛車を売却できるように個人情報保護の様々な取組を行っている。
また、知らないことは漏えい、もしくは目的外使用のしようがないので、利用者側も自分の個人情報を必要ないのに提示しない心がけを持つことが大切である。